官とのタッグで空き家問題解決に“おせっかい” ~「千住まちづくりファンド」第1号案件「せんつく2」がオープン~

地域貢献

2022/12/15

築60年の空き家をリニューアル

2022年12月、千住宮元町に築約60年の古民家をリノベーションした複合施設「せんつく2(ツー)」が完成いたしました。

足立成和信用金庫では今年3月に、国土交通省の指定団体であるMINTO機構(一般財団法人 民間都市開発推進機構)と千住地域空き家再生事業に出資・投資を行う「千住まちづくりファンド」( 詳しくはコチラ [国土交通省プレスリリース] )を設立しています。このファンドは千住地域の空き家問題解決・地域の活性化・街並みを保全することを目的としていますが、「せんつく2」は本ファンドが支援する第1号の物件となります。

設計・プロデュースしたのは建築家である青木公隆氏。青木氏は千住寿町の空き古民家を再生した複合施設「せんつく」を運営するなど、これまでも千住地域の交流や活性化に取り組んできています。

 

12月10日(土)、「せんつく2」現地および至近の千寿青葉中学校にて、近藤やよい足立区長や本物件の紹介等で関わった一般社団法人まちなか整備・管理機構 代表の葛生貴昭様、地元町会長らを招いて同物件の発表会・内覧会を開催いたしました。

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▲ せんつく2を背景に左から、葛生代表、足立区長 近藤やよい様、青木氏、当金庫理事長 土屋武司)

 
“地域交流の拠点を目指す”をテーマにした「せんつく2」

2階建ての「せんつく2」には、1階に炭火焼き屋「ort(オルト)」が、2階に言語や絵画を教える総合型学習塾「ウチマナベ」が入居します。それぞれ、子ども食堂や駆け込み無料フリースクールを併設するなど、地元住民との交流や地域への貢献を目指しています。「ort」の松尾シェフ、「ウチマナベ」の内田代表は、「地元の皆さんと千住を盛り上げたい」と意欲を語ってくれました。
 

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▲「ort」にて(左から松尾シェフ、内田代表、土屋理事長、青木氏)

 

“おせっかい”で「まちづくり」をサポート

足立成和信用金庫では、「千住まちづくりファンド」を通して千住地域の空き家活用事業に金融支援を行っていきます。さらに、足立区主催の空き家相談会(受託運営者:一般社団法人まちなか整備・管理機構)への協力や、足立区と連携した「空き店舗マッチング事業」も展開しています。これからも地域の空き家問題解決を“おせっかい”の精神でサポートしていきます。

 

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▲「地域の問題を解決するのも信用金庫の役割」と語る当金庫 土屋理事長

 

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▲「多様な主体が空き家問題に取り組んでくれるのは心強い」と語る近藤やよい足立区長

 

足立区ホームページでも紹介されています

千住まちづくりファンドが出資するリノベーション物件「せんつく2」の完成発表・内覧会が開催されました(足立区ホームページ)

 

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